2006年08月

2006年08月31日

御岳山で、デトックス。

(御岳山シリーズ、part3)


「歩くことは、人間にとって最良の薬」とは、よく言ったもので。

巷では、脳トレが流行っているけれど、
医学の父、ヒポクラテスは、古代ギリシャの時代から、
歩くことが脳にもたらす効用を知っていたらしい。

b87eb744.jpg歩いていると、脳だけでなく体も、そして表情も柔らかく自然になっていく。


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そして、どうせ歩くなら気持ちのよい道を。

透き通った静の息吹が、ここちよい森。
土の匂いに安心感を覚え、一緒にその道を歩く不思議な体の昆虫達は、友達さ。

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東京は40度近い、猛暑だったこの日。
この山は27、28度でひんやりと、私を包む。

そして、なにかとっても透明なものすごいエネルギーが満ちているスポットがここ。
七代の滝。


フェアリーの存在を信じてしまいそうな、
目には見えないけれど、
とてつもない純真なものがそこには、確かにあった。


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滝から溢れ出す聖水は、すべてを洗い流してくれるような、
この世に存在する邪念や迷いを溶かしてしまうような、
静かだけれど、確かに生きていて。
力強く、流れていく。


わたしも流されず、流れて生きたい。


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2006年08月25日

のんちゃん、産まれてきてくれて、ありがとう。

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今日は、20代最後の誕生日。

産んでくれてありがとう、じゃなくて、
産まれてきてくれて、ありがとう、って自分に言いたい気分で。


私は、昭和52年8月25日の6時50分に、この世に
やってきました。
朝生まれだから、早起きが得意なのか、
今朝はなんと、5時過ぎに起床。

ちょうど29年目の同じ時間に、何をしよう・・

そう考えて、思いついたこと。
それは、29年前のその時と、同じことをすることでした。
当時は、母親の胎内にいたでしょ。
だから、羊水につかってみたいのね。

そう思い、最近突然電気の消えた、
真っ暗なお風呂に入ることに。
ネイル、足の指のペディキュアを落とし、
産まれたときと同じ状態で、一糸まとわず。
(って、お風呂だから当たり前か・・)

羊水の成分は、皆目検討もつかなんだが、
昨日頂いた、プレゼントのバリの塩を、まるごと一袋投入!

胎児は目が見えないはずだから、目をつぶって、
体育座りをしてぷかぷか、浮いてみる。

塩の加減が絶妙だったのか、特別な塩だったのかな。
体がスーっと軽くなって、浮いてきた。


29年のつきあいか。ありがとう、マイ・ボディ。
この体、なかなか好きになれなかったなあ。
自分の顔を、人前で鏡で見ることが恥ずかしかったし、
希という名前の響きも、ずっと好きじゃなかったなあ。

そんなことを思い出していたら、ふと、昔大事に育てていた
腕毛の記憶が蘇る。

中学生の頃、自分の体で一番好きな場所、それは
腕にふさふさ生えていた腕毛でした。
なるがまま、あるがままに任せていたら、
最盛期、1.5センチくらいに伸びていて。
それは、黄金の稲穂を想像させるように、
それは豊かで、手触りもよろしくて。
鳥肌がたつのに合わせて、ピンと毛も逆立ったりして、
それはそれは愛しい存在でした。

さすがに、年頃にもなると、日本のしきたりを考えて、
ふさふさな毛達とは、ずっと一緒にいることができなかったけれど。
くぅ〜。
伸ばしておけばよかった・・・かも。
細い毛でふさふさなら、気持ちいいじゃない?
ペットもいらんよ、たぶん。


そういえば、あたいはさ、気づけば、
人工的なものが好きじゃなかったね。
お化粧、貴金属、腕時計・・。

自分を縛るすべてのものが嫌で。
今も、できればあんまりしたくない。
なんて、金のかからない娘なんだろう。
でも、その分、食べてるよ。うへぇ。


そうそう、感性が強いと信じていたら、
それは本能だと指摘されて、
目から鱗が落ちた日もあったっけ。
理由は、食べっぷり。
「キミのそれは、感性ではなく、本能だよ」ってね。
すごいね。言い得て妙とは、このことですぞ。

きっと言った本人は、忘れているんだろうけどねぇ。



未来のタイムカプセルに入れたいものっていうお題で、
自分のDNAをタイムカプセルに入れる!って書いたことも
思い出した。
世の中がデジタルで便利になりすぎた頃、
きっと私のプリミティブな本能が人類の役に立つから、
って本気で信じていた時代があったねぇ。
馬鹿だねぇ。
でも、その通りかもしれないねぇ。



そんなこんな走馬灯のような記憶を楽しみながら、
20代最後の、方向性を考えてみました。

ひとことで言うと・・
あるがまま、自然体で、演じきること。

自然に演じる。
矛盾するようだけど、これだっ。

無理をせず、自然に与えられた役をまっとうする。
そんな感じかな。
なんだか、ものすごくピュアに研ぎ澄まさせて、
ますますシンプルになっていく予感がしています。

あ〜、流されず流れていったら、どこへいっちゃうんだろうね。
のぞみさんの、この先一年が楽しみです。

そんなわたしですが、これからも宜しくお願いします。
追伸:
今年も、地球を食べまくるよん。
お祝いは、物より思い出で。
できれば、食べ物で、お願いします(笑)


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2006年08月22日

天国へのたび

はじめてお会いしたのは、
葬儀場の写真の中の、お父さんでした。
とってもとってもやさしい笑顔で、愛にあふれた、
それはそれはいいお顔でした。


  お父さん、おつかれさまでした。


  ママ、天国で、お会いしているのかな。
  仲良くやってね。

  ママ、〇〇ちゃんが、ご遺族の方が、この悲しみを
  乗り越えられるように、助けてあげて。


そう、ご遺体の前で、ご冥福をお祈りしました。



私の母が天に召されたのも、こんな暑い夏の日のことでした。


とてもとても近しい人の死を、はじめて経験した3年前のこと。
イギリスのポーツマスの語学学校で、会社の研修中だった私は、新潟から掛かってきた突然の電話で、雷に打たれたようなすごい電流が
体の中をかけてゆくのを感じました。

そして、母の命の終わり方が、なんとなく想像できました。


人間は、そう簡単には死なない生き物なんだよ。
そう言っていた、母の言葉を思いだしながら、
ヒースロー空港へ向かうタクシーの中。
ロンドンの空を見上げながら、突然・・・


ママが、いる。


どういうわけか、私の体の中に、母がいることを強く強く感じた瞬間が訪れました。

確かに彼女は、私の中に入った。
私の中に生きている。
指先が、体中が、ビリビリしたような感じがしました。

ああ、一緒なんだ。
私の中に入ったんだ。

私は、彼女の人生もこれから生きていくんだ。


そう、強く強く感じました。
涙は流れているのに、一方で安心したような、不思議な気持ちでした。


今の状況では考えられないけれど、ぼーっとしていた私は、
ヒースロー空港で、何故かチェックインもせずに、搭乗口まで来てしまっていました。

警備員さんに
「どうやって入ってきたんだ!なんで日本に帰るんだ!」
と聞かれ、わけがわからなかった私は、只ひたすら、

Because,my mother is die!!
I have to go back to japan, todaaaaaaaay!!!!

と、訴え続けていました。

i'm sorry.
ご冥福を祈るよ。(どういう英語だったか忘れたけれど)
同情してくれた警備員のお兄さん、ありがとう。


チェックインをしていなかったものだから、当然席は確保されて
いなかったのですが、
エコノミー席が満席だったのか、必死の懇願がきいたのか、
なんと、急遽ビジネスクラスで帰国することになりました。



きっとママの力だ・・・。


これから、葬儀の対応や、後片付けやなんやらで、忙しくて
休む暇がないことを見越して、空のベットを用意してくれたんだ・・

ほとんど眠れなかったけれど、横になれたので、ずいぶん助けれたことが後になってわかりました。

イギリスから、新潟。
それは途方もなく長い旅のように思えました。


お通夜には間に合わなかったけれど、私の到着を待っていてくれたたくさんの方。
そして、何よりも父が私を待っていて、必要としているように感じました。



人が死ぬということは、当時の私にとっては、
それはそれは、もうおそろしくておそろしいことで。

その日を境に、しばらくひとりで眠れない日々が続くことになりました。


人生初めての、おおきな死と向き合っているころ。
東京から、新潟の葬儀場まで足を運んでくださった、
会社の上司、いろいろと手伝いに来てくれた友達がいました。


それが、どんなに心強かったことか。


今夜は、私を思い出して頼ってくれた友達に、
3年前に私がしてもらったことを恩返しをする、そういう夜でした。

海外生活、海外勤務の長い友達。
連絡はいつも突然だけれど、

わたしを思い出して、頼ってくれたことが、本当にうれしかった。
ありがとう。



世の中は、こうしてつながっているんだね。
自分がしてもらったことを、別の誰か、それを必要としている人に返してゆく。
私にそれを教えてくれたみんなも、私を思い出してくれたあなたも、
ありがとう。


きっと、お父さんの魂も、肉体という乗りものをおりて、次の世界へ行くのだけれど、
お父さんはね、きっときっと、あなたの中に生きていて、
つながっているから。

お父さんの分も、一生懸命、生きよう。


もうすぐ新しい命も生まれるんだから、
パパ、しっかりね。

いつまでも、応援するよ。

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2006年08月19日

8月20日は、青山BOOKセンターへ。

440e1398.JPGなぜか、今日は青山BOOKセンターな気分で、ぷらりんこ。

あまりに感動したので、携帯より投稿中であります。


なんと今日と明日は、店内ライブですって!

知らずにいたら、アコギの生演奏がはじまり、優しい調べが、どこからともなく、流れてきました。


そして、蛍光灯バリバリの空間が、やわらか〜い空気で満たされていく。


上質な水のような、なめらかでいて、立体的な空気の中を泳いでいるような、母のお腹にいる胎児ってこんな感じなのかなって、そんな気分で。


ボサノバからエレクトロニカまで。
近くに来たら、是非みなさんも、良書に囲まれ、音浴をお楽しみ下さいませ〜♪




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2006年08月15日

渡りガニで知る、おじいちゃん。

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御盆休みの、夜のごちそう、その一。
渡りガニ。
なんでも、おばあちゃん家に売りに来てくれる
売り子さんがいるんだとか。

田舎だから?

と、思いきや。
どうやら、違うらしくって。

偉大なる、我がおじいちゃんが相当なグルメだったゆえ、
今でも全国からオイシイモノが届くんだとか。
ひぇ〜。
この渡りガニは、おじいちゃんの大好物だったそう。


ライフワークの、おじいちゃんを主にしたルーツインタビューも、
ちょっとづつそして着実に資料が集まってきました。
じいちゃん、すごーっ。
知れば知るほど、物凄い濃ゆい人物であったことが分かり、
最盛期のじいじを知らない、孫のわたしには、面白くて。

事実は、小説より奇なり・・とは良く言ったものです。


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カニさんも、おいしく頂きました。
ご先祖様に、おじいちゃんに、感謝です。

すっぴんだけど、許してね。





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2006年08月08日

パソコン、乾燥中。

暑中お見舞い申し上げます。

実は、この暑さのせいでしょうか。ぶんをわきまえず、我が家のパソコン君も、水浴びをしてしまいました。
来週あたままで、しばらく乾燥することになりそうです。
ふくすい、盆に帰らず、とはこのことでしょうか。

みなさまも、くれぐれもお気をつけ下さいませ。無事復活した暁に、御岳シリーズ3、「御岳山の、カルピス理論」を、みなさまにお届けできますように。


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2006年08月07日

御岳山、関東の聖域。

御岳山パート2。<武蔵御嶽神社へ>

おやおやおや〜。
山なのに、アスファルト歩道ですぅ?

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これから始まる、階段ウォークなぞ、露知らず、
「これなら初心者も楽勝だねぇ」とのんきに、
元気よくハイキング・スタート。
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御岳山マップによれば、
関東隋一の霊場、武蔵御嶽神社が近い。
山岳信仰の興隆し時代、
鎌倉武将の参拝で賑わったという。

参道に並ぶ、郷愁を誘う約30の宿坊がかもし出す空気感に、
癒されながら、コンクリの歩道は、ほどなくして途絶え、
次に待ち受けるは、
見上げるも見上げるも先が見えない(というように見えた)
試練の、250段でありました。

息を切らし、早くも汗だくになる、ハイキングメイト。
運動不足丸出しを、もはや隠すことはできなくて。
休み休み境内へ、ひたすら階段を上り続け、
そうやって、全身全霊をかけて、(大げさだけど)
たどり着いた境内で、受け止める風は、
もうどうにでもして〜って、思えるほどに気持ちよく、
ただ、風に吹かれる、
ただ、風に抱かれる。

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心からの御祈願のあとには、
恒例のおみくじタイムです。

なんと、なんと、凶を引き当てた相棒。
体力の限りを使い果たし、
あまりの残酷な神言葉に
打ちひしがれたように見えた相棒は、

ただ呆然と、優しくも悲しい境内の風に包まれながら、
遠く青梅の山々を見つめていました。

わたしはというと・・。
社務所にならぶ、お守りを拝見していたら、
面白いものを発見しましたよ。

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カチカチ!と、時代劇なんかで女の人がご主人様を見送るさいに、打つという、火打石。
一日の無事を願って、玄関先で鳴らす、慣習にならい、我らの
ハイキングの無事帰還を願い、カチカチっ。
火花を飛ばすには、結構な力が必要なものの、5回目の挑戦に
してようやくできました。
買おうかどうか迷ったものの、見送るご主人様のいない私には、今は無用の産物なのでありました。



しばらくして、あっ!馬だ。
と、何をおもったのか、明らかに犬であろうそのお守りをみつめ、
これまた、犬だと気づきながら、口から生まれた次なる言葉は、こちら。
「どうして馬なんですか?」。・・・^^;

そんなおかしな娘にも、
「これはですね、犬なんですよ。」と優しく教えて頂きました。
社務所のお兄さん、ありがとうございます。
日本武尊、東征のおりに、この地で狼により
救われたことより、この神社では、お犬様をお祭りして
いるんだそう。

思い出残る、お犬トークの記念に、悩みぬいた末、
携帯ストラップに最適な、もっともハイセンスであろう、
犬の御守を買うことにしました。
追伸:
お犬様、
どうぞ、わたしを、あらゆる誘惑・迷いの心から御守下さい。


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(つづく)


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2006年08月06日

御岳山の、ちょっと。

これは、喫茶店「ちょっと」。

ec76ea1f.jpgちょっと

(写真の左端にかかっている札が、店名と思われます。)

ちょっと待って。
ちょっと寄ってかない?
ちょっと、ちょっと、お姉さん!
何が、ちょっとなのか・・。
いやあー、気になる。
このお店、御岳山@青梅の、ケーブルカーを登ったところにある
売店内左奥の喫茶店。


行きしなは、できたて、酒まんじゅう80円が、我が脳みそを、
100%占めていて気づきませんでしたわ(笑)

さて、申し遅れました。
今日は、朝5時起きで支度をして、新宿から電車で「御岳駅」に
向かうこと約1時間30分。青梅駅を過ぎたあたりから、窓の外は、山・山・山。
電車の窓から流れ込む空気の、なんと澄んでいること!
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今日の目的は、霊験新たかな、東京の森。
古くから霊山と崇められた、
信仰の山に、お邪魔しました。


体力のない、我らハイキングメイトが、まず目指した先は、
御岳登山鉄道駅。バスでごとん、ごとんと揺られながら
約10分。
バス停から我らを待ち受けていたのは、なんとも恐ろしい傾斜の坂道・・。
歩くだけで、意図せずしてアキレス腱伸ばし状態。
息を切らして、ウォーミングアップをすること約3分。
なんとか、御岳登山鉄道駅に到着です。
はぁ〜。
なんちゅう、はじまりじゃ。
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往復1090円のケーブルカーチケットを買い、
今から山のたびの、はじまり、はじまりぃ。


もんのすごい急勾配の中、我々は、
山の中への導かれていくのでありました・・。

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(つづく)


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