2007年12月

2007年12月10日

【Book】つばさよつばさ

つばさよつばさ
正直、今まで浅田さん(先生)の本は
あまり読んだことがなかった。

アタシってば、
 もったいない。


だって、オモシロイんですもの。

巷には、旅行記が溢れているけれど
浅田次郎さんのこの旅行記は、
一味も二味も違う。

なんていうのか、ものすご〜く熟成させて
寝かした梅酒を味わうような、そんじょそこらの
今年漬けたてですぅ・・(ごめんなさい)というような
単一の味わいではない。


たとえば、そこに綴られている言葉たち。

 普段なかなか出会うことのない、きもちのいい響きの
 組み合わせ。日本語ってこんな風にも味わえるのかあと
 思わせられる。


たとえば、そこで感じる、味わいある思考。

 単なる旅日記ではない感じ。タイトルのように、つばさをもって
 時空を越えて歴史を感じることができるし、浅田さん(先生)の面白い
 思考のつながりの一端を体感するような感じ。

なんだか、誉めすぎ?
てか、こねくりまわしすぎ?(笑)

まてよ??
浅田さん(先生)の本がオモシロイよ、ということが
一番伝えたかったんじゃなかった。

一番、書き記したかったこと、
それは、
普段読まないジャンルや、作者の本を読んでみるのは
いいもんだ!ということ。

この本を貸してくれた、
いつも新しい気づきをくれる、友達に感謝して。
ありがとう。

nozomipon at 13:04|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

今日は新月・・

8de39765.jpg
最近、(アタシの中で)恒例となった
新月の願いごとを10個くらい(結構アバウトなものですから)、
手帳に記す日。


ことばで宣言するっていいなあ〜と
思える日。

手帳に願いを書くようになって5回目位からか、
内容が具体的になってきたことに気がついた。

たとえば、毎日を健やかに過ごす・・
という願いから、
そのためにはどうすればいいのか?
自分にとって、健やかとはなにか?
という問いが生まれる。

そして、
晴れた日は、週に2回はランニングをして
平日は、ヨガ、寝る前は、これをして・・と
その願いを叶えるための方法が具体的なものになってきて、
それを願いごとというか(自分の未来像として)記すようになる。


そして、気づいたら、週に2回ランニングをするためには、
ウィークデーに1回、週末に1回は走りたいなと思ったり。
そういえば、天候との相談もあるなあとか、ヨガとランニングを
一緒にやるとヘルシーだけど、体的には、毎日少しづつやったほうが
効果がありそうだとか、朝の方がカロリーを使うからよさそうだとか、
いろいろと考えるようになって、実際にやってみるようになる。


で、たまに忘れた頃に手帳を見返すと
いつかの月に描いた願い(宣言)が適っていたりする。

ちょっとした日々の工夫で、
気がついたら、願ったことができるようになっていたよとか
習慣になってきたみたい、という発見・・
そういう感じが、たまらない。


さあ、今月は何を書こうかな。



nozomipon at 12:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年12月05日

【Book】わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯

わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯 (新潮文庫)


倉敷が世界に誇る、大原美術館で購入した一冊。
長谷川希・生誕30周年記念・青春18切符の旅で(笑)
出会った街、倉敷。


京都経由で、ただ四万十川のみを目指すことだけを
決めて出発した旅の終着点は、ひょんなことから
倉敷になった。

噂に違わぬ、それはそれは美しい街で。
美観地区といわれるあの、江戸時代の街並みの再現は
柳が風になびく夜もそれはそれは素晴らしく、
ツタの這うアイビーホール、オルゴール館も、
それそれはロマンチックで。


日中は、目にも楽しいお店がひしめいているし、
数々の美術館や、チボリ公園などの見所もいっぱい。
その中でも、一際目をひくのは、やはり大原美術館であろう。

チケットを買って感動したのは、入場券が、なんと、
一日出入り自由のフリーパスになっていたということ!
すばらし〜ぃ


エルグレゴの受胎告知は、あまりにも有名だけど、
世界中からも、大原美術館の貯蔵品をお目当てに、
沢山の方々が足を運ぶ、運ぶ。

この大原美術館をもってして、倉敷は単なる地方都市から
一歩も二歩も違った地位を築きあげたことがうかがえる。

残念なことに、フリーパスをもらったものの、
その日は帰京せねばならず、ゆっくり堪能できなかった。
(パスはもったいなかったので、駅前の 
 金券ショップにタダであげてきた。是非、有効に
 使ってほしいこと。大原美術館に足を運んでほしいことを
 力説して・・(笑)ウザイお客だったかなあ・・)


さて、お土産の話へ。

そんこんなで、ミュージアムショップにあった、
骨のいっぱいあった、モネの睡蓮をあしらった傘が
とっても気になったけれど、倉敷を、大原美術館を
もっと知りたいと思い、自分へのお土産に、この本を買った。

『わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯』

大原美術館を私財で創った男であり、倉敷の現在の
礎を築いたひとりの人間の話だ。


倉敷は原爆投下を免れた。
 それは、大原美術館があったから・・と
 誠しやかに語られるように、大原氏の生き様が
 この街にもたらした影響はあまりにも大きい。


その街の歴史を少しでも知ると、その街がより身近に
そして愛おしく感じるのはわたしだけではないと思う。
読書もオススメだけれど、まずは倉敷という街を
多くの方に感じてほしいなあと思う。

















nozomipon at 20:45|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2007年12月04日

【DVD】おっぱいとお月さま

おっぱいとお月さま

ちょっと前に見たもんだから
タイトルが正確に思い出せなかった。

確か、「月」と「おっぱい」が邦題に
はいっていたよね?と思って、
とりあえず、「月とおっぱい」と検索してみたら
キレイなお姉さまの、”ぽろ〜ん”・・・という
画像がいっぱい出てきてしまった(汗)

でも、なんとか、おっぱいとお月さまに
辿り着いた。


さて。
久々にブログを書こうと思ったのは、今日TSUTAYAで
二本(DVDだから2枚かな)借りてきたので、前作?
(前々作?最近、ブログが現実に追いついていなくて
 忘れてしまったけれど)、とにかく、この”おっぱい”を
忘れないため。

そういえば、
これ面白そうだよ、とアタシに勧めてくれたのも
おっぱいをこよなく愛する男子だったっけ(笑)


一言で感想を述べるなら、

   とにかく、期待に違わずコミカルでおもしろいよ。


何故か、最後まで観れずに返却日がきてしまったので
あんなに面白いものを完結できなかったことが唯一悔やまれる。
ストーリーを忘れた頃に、また借りてみようっと。

nozomipon at 18:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)