2007年03月20日
【BOOK】『和を継ぐものたち』
和を継ぐものたち
著者 × 題材 で、選んだ一冊。
著者は、会社員を経て執筆活動へ入った小松成美さん。
人物ルポタージュを中心に、スポーツ選手や歌舞伎役者を
題材にしたノンフィクション作品や定評にある。
日本を代表する22人の匠たちとのインタビュー対談
という、なんとも興味をそそられる題材だったのに、
なかなかその世界へ入っていけない自分がいることに気づく。
ここに描かれし世界は、職人達が無我の境地で
産み出したものであり、雑念にまみれた状態のわたしは
ドーンとその世界から弾かれてしまう。
読者と本のテンションが違うのだ。
何度、ページをめくったことだろう。
もうすぐ図書館から届くであろう「返してよ〜」という
催促メールに怯えながら。
本の内容は、とても素晴らしいに違いない。
すっと読めた日の読後感は、
それはそれは素晴らしいものだったから。
ただ、今日は、この自分のやるせないテンションを
記録しておこうと思った。
濁らないこころで。
いいものをたくさん吸収できるように。
過食の対象を、食物ではなく、きもちのいい空気であったり、
作品であったりと、体のいいものに転化できるように。
自分のペースで、ゆっくりとでも前進し続けられるように。
今日は空が、抜けるようにあおい。
著者 × 題材 で、選んだ一冊。
著者は、会社員を経て執筆活動へ入った小松成美さん。
人物ルポタージュを中心に、スポーツ選手や歌舞伎役者を
題材にしたノンフィクション作品や定評にある。
日本を代表する22人の匠たちとのインタビュー対談
という、なんとも興味をそそられる題材だったのに、
なかなかその世界へ入っていけない自分がいることに気づく。
ここに描かれし世界は、職人達が無我の境地で
産み出したものであり、雑念にまみれた状態のわたしは
ドーンとその世界から弾かれてしまう。
読者と本のテンションが違うのだ。
何度、ページをめくったことだろう。
もうすぐ図書館から届くであろう「返してよ〜」という
催促メールに怯えながら。
本の内容は、とても素晴らしいに違いない。
すっと読めた日の読後感は、
それはそれは素晴らしいものだったから。
ただ、今日は、この自分のやるせないテンションを
記録しておこうと思った。
濁らないこころで。
いいものをたくさん吸収できるように。
過食の対象を、食物ではなく、きもちのいい空気であったり、
作品であったりと、体のいいものに転化できるように。
自分のペースで、ゆっくりとでも前進し続けられるように。
今日は空が、抜けるようにあおい。
nozomipon at 09:38│Comments(0)│TrackBack(0)│