【BOOK】『自分の中に毒を持て』

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか

他の本にはない、力強さを感じる。

紛れもなく太郎さんの言葉で
語られていると感じるからだろうか。


「芸術は爆発だ」

これは太郎さんの有名な言葉だ。
いわゆる、ドッカーンというあの爆発を
想像していたが、この本の中で、太郎さんは

「音もしない。物も飛び散らない。
　全身全霊が宇宙に向かって、パーっとひらくこと」だと説明
　していて、目が覚める気持ちになった。


「・・そうだ。おれは神聖な火炎を大事にして、まもろうとしている。
　大事にするから、弱くなってしまうのだ。己自信と闘え。自分自身を
　突きとばせばいいのだ。
　炎はその瞬間に燃え上がり、あとは無。　―　爆発するんだ。
　　自分を認めさせようとか、この社会のなかで自分がどういう役割を
　果たせるんだろうとか、いろいろ状況を考えたり、成果を計算したり、
　そういうことで自分を貫こうとしても、無意味な袋小路に入ってしまう。
　
　いま、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱の
　ありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。」


今のわたしの日々の心がけ、
自分をできるだけ、“無”にして（これは相当難しい）、
自分の器“カラダ”がいい状態になれば、あれこれ言わずとも
いいものが自然と集まってくるのはず・・
という試みに通じるものを感じた。



爆発―　
全身全霊を宇宙に向かってパーっと“さかせたい”よ、
太郎さん！

Comments

1. Posted by イカリ   2007年04月19日 09:52

ご無沙汰です。

この本は名著ですよね〜
この間も友人の誕生日にプレゼントしました。

太郎さんの本は、他のも
すっごくおもしろいと思います。
奥様との愛に関する本とか。

2. Posted by ジュンヤ   2007年04月19日 12:57

ご無沙汰です！
兄弟のジュンヤです（笑）
太郎さんの本、心に響きますよね！

3. Posted by 宇宙猫   2007年04月20日 01:56

じしゃくだー。じしゃくだー♪
ぴったんぴったん。

希さんの周りは、きもちぃ風がふいてるね。


りにゅーある、おめでとうよー。